育毛剤に含まれる成分

現在の育毛剤には様々な商品が発売されています。
最近におきましては男性型脱毛症であるAGAについて効果の認められている「医薬品成分配合」の育毛剤が注目されており、多くの薄毛で悩む方が利用をされています。
実際に育毛剤を利用する前には、まず最初に育毛剤にはどのような有効成分が含まれているのかを知っておくようにしましょう。

まず最初に、「血行促進タイプ」の成分です。
具体的には「塩化カルプロニウム」「セファランチン」「センブリエキス」「ニコチン酸ベンジル」などを挙げることが出来ます。
これが含まれている育毛剤というのは、血流の流れを改善し、そして毛細血管を拡張・増強、さらに抹消血管の血行促進などといった効果を期待することの出来る成分が中心となります。

これまでは別の治療目的で利用されてきた成分もありますが、様々な研究によって育毛効果が認められたことから、育毛剤の成分として利用されるようになった成分もあります。
次に「孟母細胞活性化タイプ」としましては、「チクセツニンジン」「ビオチン（ビタミンH）」「ペンタデカン酸グリセリド」などといった成分を挙げることが出来ます。
これらは孟母細胞をより一層活性化することを目的として血行を促進させるものや、たんぱく質や糖質などといった栄養成分に対して働きかけ乳酸菌の発育を促進させ、男性ホルモンによる影響を受けることなく孟母細胞に直接的に栄養を届けることが出来る成分も含まれます。

そして「脂質除去タイプ」についてですが、頭皮環境を改善させるという意味も含まれている育毛剤のことをいい、「イオウ」「ビタミンB6」などといった成分がこのタイプとなります。
皮脂を除去する効果の高い成分、また毛根の余分となっている脂質を抑制させ毛穴が詰まらないように働いてくれる成分、そして育毛剤をさらに浸透させるサポート成分、皮膚の新陳代謝を向上させ、体内の老廃物を効率的に排出させることの出来る成分などが挙げられます。